プログラム

「未来の刻印 」: 日本の女性写真作家たち

石内都《Mother’s #54》2002年、発色現像方式印画、28.6×19.1 cm、作家蔵 Courtesy of The Third Gallery Aya ©︎ 石内都

「未来の刻印」は、日本の女性写真作家の認知向上と研究を目的としたリサーチ・プログラムです。アドバイザリー委員会のメンバーたちとの綿密な対話のもとで構想され、日本の女性写真作家たちの活動を広い歴史的文脈や現代の議論の中で探究します。

本プログラムのテキストは、今日の美術や写真に携わるキュレーターたちによって執筆されました。これらのコンテンツには、インタビューや論考、アーティストの略歴が含まれ、日本における女性アーティストの写真表現への貢献を深く掘り下げ、日本の近代化期から戦後、そして現代に至るまでの系譜をたどることができます。また、掲載される写真作家たちの功績の歴史的意義を示すとともに、この分野を築いてきた世代やテーマ、表現手法の多様性を反映する内容となっています。本プログラムは、日本の文化と美術におけるナラティブや視点の多様化を目指しています。

本プログラムタイトルは、ベネチア・ビエンナーレの日本館に初めて女性写真作家として展示した石内都による展覧会「マザーズ 2000-2005 未来の刻印」に由来しています。

本プログラムは、丸川コレクションによる助成を受けています。

参加メンバー
アドバイザリー委員会参加メンバー
長野県立美術館館長 笠原美智子
京都芸術大学教授  竹内万里子

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