プログラム

二つの脳で生きる:
1960年代〜1990年代、
ニューメディア・アートで活躍した
女性アーティストたち 

久保田成子《Berlin Diary: Thanks to My Ancestors》1981年、22.9×20.3×27.9cm
© Galerie Hubert Winter Wien / ADAGP, Paris

AWAREは数年をかけて、特に日本にスポットを当てた国際的なアプローチにより、ニューメディアアートの女性アーティストに関するオンラインのデータベースを構築しました。1960年代から1990年代までに、ビデオアート、アルゴリズムやデジタルの分野とテクノロジーの発展に関連する実践と取り組みのあったアーティストを取り上げています。

各アーティストの経歴は、AWAREのウェブサイトで公開されています。2025年に日本で予定されているAWAREのイベントや関連記事の発表を通して、ニューメディアにおける女性アーティストの貢献に光を当て、過去のアーティストの系譜を見直すとともに、サイバーフェミニズムの現状についての考察につなげることを目指しています。

AWAREは、研究テーマ、アーティスト、執筆者の選定において、アドバイザリー委員会のサポートを受けています。

プロジェクトのタイトル「二つの脳で生きる(Living with two brains)」は、久保田成子の「ビデオテープは脳の記憶細胞の延長として作用する。したがって、ビデオのある人生は、可塑的な脳と有機的な脳の二つの脳を持つ人生のようなものだ」という言葉に由来しています。

参加メンバー

カレン・チャン
サンフランシスコ近代美術館[SFMOMA]メディア部門キュラトリアル・アソシエイト

ソランジュ・ファルカス
Videobrasil文化協会ディレクター

オウリマタ・ゲイエ
リヨン国立高等芸術学校[ENSBAリヨン]キュレーター、教授

片岡真実
森美術館館長

ダリア・ミル
カールスルーエ・アート・アンド・メディア・センター[ZKM]キュレーター

ラッタナモル・シン・ジョハル
ニューヨーク近代美術館[MoMA]国際プログラム・アシスタントディレクター

四方幸子
キュレーター、美術評論家

イ・スジョン
韓国国立現代美術館[MMCA]キュレーター

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